小児歯科pedodontics

当院での子供の治療の進め方

歯医者に行ったことのない子供にとって歯医者は怖いものです。歯医者の都合で無理に治療を進めると子供は怖がってしまうため、緊急の治療が必要な場合を除いて、最初はお掃除から治療を開始して、歯医者に慣れていただきます。
また、3歳以上の子供はご両親と一緒だと甘えてしまい治療を拒否することがあります。そのため当院では母子分離を行っており治療中はなるべく1人で受けていただきますのでご理解のほどお願いいたします。

当院では少しでも歯医者さんを好きになってもらって健康な歯を保てるように、治療を頑張ったお子様にプレゼントをご用意しています。

子供の虫歯

子供の歯は大人の歯より弱いため虫歯になりやすく、また進行も早いため早期の治療が必要になります。子供の歯は生え変わりますが、だからと言って虫歯だらけでいいわけではありません。子供の歯の虫歯は大人の歯にも影響を及ぼしますので早めの治療をお勧めします。

また、子供の歯に銀歯を被せるとそれがコンプレックスになってしまうこともあります。当院では子供の歯でもなるべく銀歯は使わず、レジンというプラスチックの材料で審美的に治療しております。

歯が生えてこない

子供の歯(乳歯)は生後6か月頃から生えはじめて、だいたい3歳ころまでに生えそろいます。また、大人の歯(永久歯)は6歳前後で前歯と奥歯から大人の歯になっていき、13歳頃に親知らず以外が生え変わります。

個人によって生えそろう時期はまちまちですが、「子供の歯が生えてこない」「大人の歯が生えてこない」と心配になることもあると思います。そんなときは当院にご相談ください。レントゲン写真をお撮りして、歯がどんな状態なのか確認し、治療方針を立てていきます。複雑な治療が必要な場合はふじみ歯科クリニック本院の矯正担当医と連携して治療を進めてまいります。

シーラント

子供の歯は大人の歯より弱く、また、溝が深いため、歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まって虫歯になりやすいです。当院では虫歯を予防するために、深い溝を埋めてお掃除しやすくしております。この治療をシーラントといいます。

シーラントはレジンというプラスチックの材料で歯の溝を埋めて浅くしてあげることにより、お掃除をしやすくして虫歯を予防します。保険の範囲内でできる治療です。プラスチックですので取れてしまうこともあるので取れたところは再びシーラントをしていきます。
完璧に虫歯を防ぐものではないので、毎日の歯磨きが大切になります。

フッ素塗布

子供の歯は、大人の歯と比べると弱いので、フッ素を定期的に塗ることで虫歯を防ぎます。

フッ素は再石灰化を促すため、初期の虫歯であればフッ素塗布で治ります。フッ素塗布を行うペースは3か月~6か月のペースで行います。

ブラッシング指導

低年齢のうちはご両親に歯磨きをしていただきますが、ある程度の年齢になったらお子さんご自身に歯磨きをして頂きます。

小さいうちに正しいブラッシング方法を身につけることは生涯にわたって歯を守る上でとても大事なことです。
また、ご両親にも仕上げ磨きの方法をご案内させていただきます。

妊娠中の歯科治療について

妊娠中は女性ホルモンの影響で歯周病が進行しやすい時期です。出産前の女性に歯周病が進行していると、早産、低体重児のリスクがあることが分かっています。妊娠5か月~7か月の安定期になったら1度クリーニングに来ていただくことをお勧めいたします。
また、虫歯はお母さんやご家族から子供に移る病気です。出産前に虫歯を直すことでお子さんへの虫歯の感染リスクが下がり、お子さんの虫歯になるリスクが低下しますので出産前の健診、虫歯治療をお勧めしております。

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